自律神経失調症は甘えじゃない|真面目な人がかかりやすい病気

聞こえにくいぞと思ったら

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病気の正体をつかもう

聴神経腫瘍とは良性の脳腫瘍の一つで、脳腫瘍全体の6%ほどを占めています。比較的よく見られる腫瘍で、片方の耳が聞こえにくくなる、耳鳴りがする、目まいやふらつき、顔面の麻痺が出るなどの症状があります。 聴神経腫瘍の治療法としては、経過観察、手術による摘出、放射線の3つがあります。腫瘍と聞くと、「大変だ、一刻も早く手術で取らなければ」と思うかもしれませんが、聴神経腫瘍の場合は良性ですので、まずは腫瘍の大きさ、場所、そして変化をしっかりと確認しましょう。そして、3つのうちのどの方法が自分の場合は適切なのか、医師とよく相談してください。 聴神経腫瘍は、決して命に関わる恐ろしい病気、というわけではありません。聞こえにくいな、なんかふらつくな、ということがあったら、恐がらずにまずはクリニックを受診しましょう。

手術は焦らない

聴神経腫瘍は良性の腫瘍ですので、焦って治療する必要はありませんが、それでも腫瘍の大きさと場所によっては注意が必要です。 腫瘍という言葉を聞くと誰しも「とにかく取ってしまわなければ」と考えることでしょう。しかし、聴神経腫瘍の場合、今は放射線治療の技術が進歩し、小さなものでしたらかなりな確率で放射線で退治できるようになりました。 また、大きなものでしたら全摘せずに、部分摘出で腫瘍を小さくした後に放射線をかけることで、安全かつ確実に治療することが可能です。逆に、無理に摘出することで脳神経を損傷させてしまう場合がありますので、手術は焦らずに、じっくりと進めましょう。そのためにも、検査はきちんと受けたいものです。 焦らずに、しかし着実に、治療も生活も基本は同じ、と言えるのではないでしょうか。